田中 隆さん (兵庫県たつの市) 令和4年4月から3年間、地域おこし協力隊として明浜町狩江地域で柑橘農業ミッションに取り組んでおられた、田中隆(りゅう)さん、直子(なおこ)さんご夫妻にインタビューしました。西予市への移住のきっかけ以前から農業に興味があり、地域おこし協力隊として明浜町に来ました。協力隊着任前に明浜町を訪れた際、食いしん坊な私たち家族は、明浜町のみかんのあまりの美味しさに感動。子どもたちは1日に20個も食べるほどでした。住み慣れた兵庫での暮らしを手放すことは簡単なことではありませんでしたが、「こんなに美味しいみかんを育て、販売できるなら」と西予市への移住を決意しました。西予市での暮らし柑橘農家としての協力隊ミッションは、夏場の暑さに加え、農薬散布の時に体調を崩すなど大変なこともありましたが、工夫しながら、3年間を地域おこし協力隊として活動しました。また、私たちが暮らす渡江地区は地域行事が多く、最初はとまどいもありましたが、友達や知り合いが増え、徐々に地域にも馴染めていったと思います。今では、渡江地区のお盆行事「歌舞伎くずし」の踊り子にも参加しています。普段は、自分たちのペースで柑橘の栽培をしながら、春と秋の週末にはコーヒーと焼き菓子の出店販売を行っています。【隆さん】元々コーヒーが好きで、兵庫にいるときから自家焙煎をしていて、15年くらい前から出店するようになりました。【直子さん】兵庫でお菓子屋さんをやっていて、主人のコーヒーと一緒に焼き菓子を販売していました。明浜に来てからは、この美味しい柑橘を使って何かできないかと、マーマレードを作るようになりました。イギリス大会で銀賞、八幡浜の大会で金賞をいただきました。いろんな形で明浜の柑橘の魅力を伝えていければいいな、と思っています。田中家のこれから子どもたちにのびのび育って欲しいという思いもあり、上の子が小学1年生、下の子が3歳のときに明浜に来ました。今では、たくさんの友達と走り回って遊んでいます。そんな様子を見ると、ここに移住してきてよかったなと思います。海あり山ありの自然豊かな西予市が大好きです。人柄もよく、みなさんとても温かい。時間の流れがゆったりしているところも好きです。何よりみかんが美味しいところが気に入っています。これからも今と変わらず、豊かな自然とみかんと、コーヒーと焼き菓子に囲まれた暮らしを続けていきたいです。自分たちのペースでゆったり、のんびりと。取材日:2025年6月