くば かつひろ久場 勝弘さん地域おこし協力隊前居住地:兵庫県経歴:新聞配達→コンビニ→ホテルウェイター→着ぐるみ→プリンター販売→朝日新聞編集サポート→神戸市役所→青年海外協力隊→マッサージ師→ハンドメイド作家ミッションについてミッションは、農業での自立定住・空き家の利活用で着任しました。2年経った現在は、農業に加え、改装した空き家でものづくりのアトリエとキッチンカーでの営業を始めています。 以前滞在経験のあるカメルーンの料理やアフリカ布を使った製作物を販売しつつ、地域の方や学生などに海外を知ってもらうための活動も行っています。西予市を選んだ理由or協力隊に応募しようと思ったきっかけ当地区に住んでいる友人にステキな古民家を紹介してもらったのがきっかけです。九州を中心に移住先を探していましたが、西予市で住みたい家に出会いました。夢であったアトリエができる環境だと感じたため、西予市への移住を決めました。また、西予市の協力隊制度が、個人事業主型で定住活動がしやすく、自由に活動できそうだったのも決め手です。 西予市に来てよかったこと建物に遮られない、豊かな風景を毎日、庭から見ることができ、気持ちがいいです。 人、モノ、情報が少ないため、判断に迷わず自分の時間が増えた感じがします。自分らしい生活ができていると思います。西予市は農作物、環境資源が多く、アイデアがさえあれば、何でも特産品開発できると思います。新しいものを考える毎日でワクワク生活できてます。思っていたのと違ったことや大変だったこと古民家での生活。庭や山の草刈りや、家屋周辺の水路の掃除が本当に大変でした。農業も作るだけならあまり難しくないが、それらの販売方法や在庫管理が心理的に大変だと感じました。農業で生計を立てることの難しさも勉強しました。また、都心部との違いとして、住民の保守意識が強く、心を折られる瞬間もありました。新しいことを始める際には、資料作りや丁寧な説明が大切だと感じました。どういう生活スタイルに変わったのかのんびり、ぼーとできる時間が増えました。花を可愛いと思い、草木の香りの違いも意識でき、ホタルや小さな生物などとともに生きている実感を感じて生活しています。自分が気持ち良いと感じる場所で自分がやりたいことに時間を使える生活ができています。今の暮らしになって叶ったことやりたかったハンドメイドのアトリエスペースを整備できました。合わせて、キッチンカーでの開業など、今まで僕が経験し、販売したい料理や加工品作りを始めています。 また、自分の海外経験を発信する機会が増え、住民や学生の刺激になっているのでないかと感じています。これから叶えたいことアトリエを色んなジャンルの面白い人が集まる場所に成長させ、自分の経験・技術をシェアできる場としても整えたいと考えています。また、 日本では海外の情報に、海外では日本の情報に接することのできる活動をしていきたいです。 そして、西予市以外にも、松山や神戸、東京で自分の情報や物を販売できる拠点を作り、自分が良いと思ったものを販売していきたいです。数年後には、また途上国で国際協力もしたいと考えています。日本だけの情報・感覚にとらわれず、様々な価値観に自分もまわりの方も触れるような活動をしていきたいです。instagramhttps://www.instagram.com/kuba_repo